ウレタン樹脂塗料

密着度が高く、伸縮性がある

外壁塗装用の塗料

【ウレタン樹脂塗料の特徴】

ポリウレタン樹脂塗料は耐摩耗性、たわみ性がよく、床材などにも使用されています。
その特長は耐候性、耐水性、耐薬品性、耐油性に優れており、鋼材、亜鉛鍍金面、アルミ、モルタル・コンクリートにも塗装可能で、木部との相性が非常によい塗料です。
耐用年数は8~10年です。

【一液型ポリウレタン樹脂塗料】

油変性ポリウレタン樹脂塗料はウレタン化アルキドともいわれ、成分中の乾性油の酸化重合で乾燥させます。
耐候性、耐摩耗性に優れ、塗膜の硬度は高いのですが、耐薬品性は二液型に劣ります。
湿気硬化型ポリウレタン樹脂塗料は大気中の湿気と反応して架橋硬化するタイプの塗料です。
光沢性、耐摩耗性がよいので体育館のフロア用などに使用されます。

【二液型ポリウレタン樹脂塗料】

主剤にはポリエステル、補助材にはイソシアネートが使用され、木工用、金属用、ゴム用、皮革用、コンクリート用など最も多方面で使用されている塗料です。
最近は弱溶剤タイプもあり、建築塗装ではよく使用されています。

【水性反応硬化型ポリウレタン樹脂塗料】

弾性タイプのものもあり外壁用仕上げ材として使用されています。
架橋反応により溶剤型に劣らない強靭な塗膜が得られ、高耐候、低汚染性に優れています。

【弾性型ポリウレタン樹脂系塗料】

外壁の複層吹き付け材のトップコートとして使用されています。
塗膜防水材のトップコートとして、耐候性、強靭性が高いのが特徴です。